虫歯や歯並びは、こどもの歯にとってとても大切なことです。
しかし、もっと重要な事があるのを親御さんはご存知でしょうか？
それは「歯の栄養」です。
歯は、基本的にカルシウムでできています。
このカルシウムがこどもの歯の成長に重要なのです。

こどもは、乳歯から永久歯へと生え変わります。
永久歯は今後生きていくうえでの自分の最後の歯です。
永久歯には再生能力も治癒能力もありません。
ですから、永久歯を強くし大事にしていかないと、いずれ虫歯になってしまったり、抜け落ちてしまうことになります。

お子さんの歯が今どんな状態なのか以下の事を重点に置きできるだけ毎日チェックしてあげてください。
※お近くの歯医者で検診をお勧めいたします。

□ 歯に付着している歯垢（プラーク）の確認。
□ 虫歯の確認。
□ 歯と歯の隙間の確認。
□ 歯茎の色の確認。

お家でこどもの歯の改善と予防ができます。
年齢により対応方法が違いますのでお間違えない様ご確認ください。

０歳児の予防
0歳児の子はもちろんまだ歯が生えていませんよね！
しかし、今後生えてくる歯を守る為に、この年から歯磨きを受け入れられる習慣をつけてあげてください。
□ お口の中や口回りなどを、指などで沢山触ってあげましょう。

１歳児から１歳半の予防
この頃のお子さんは、もう離乳食が始まっています。
また、歯も生えてくる頃でしょう。
□ 初めての歯ブラシをはじめましょう。

１歳半から５歳児の予防
3歳頃になると乳歯20本すべて生えそろっている時期ですね。
特に３歳児当たりのお子さんは、歯肉がかぶっている歯があるかもしれませんので気をつけて歯磨きをしてあげましょう。
□ 歯肉がかぶっている歯を気をつけて優しく磨いてあげましょう。

６歳児以降の予防
さあいよいよ永久歯が生え始めてきます。
パッと見でわかる歯の奥、さらにその奥に歯が生えてきますので、見逃すことなくチェックしてあげてください。
永久歯は人生最後の歯です。
大事に大事にしていくためには、かかりつけの歯医者さんで定期検診を受けましょう。
□ 永久歯を大事にするために、定期検診を受けましょう。